マウスピース矯正と虫歯、歯周病リスク
2023年04月18日
マウスピース矯正とワイヤー矯正を比較したときの
虫歯、歯周病のリスクをお話しします。
基本的に虫歯や歯周病のリスクはワイヤー矯正の方が高いです。
歯の表面にブラケットを接着しているので
汚れが詰まりやすく、歯磨きが行き届きにくい所が出てきます。
ワイヤーやゴムが邪魔で歯ブラシが入らない部分もあり
ワンタフトブラシや、歯間ブラシ、矯正用のフロスを使用しないと
磨けない部分も多数あります。
(👆矯正用フロス、矯正用歯ブラシ、タフトブラシ)
一方、マウスピース矯正はマウスピースは食事、歯磨きの際に取り外せるため
汚れがつまりにくく、歯磨きも矯正前と変わらずのケアが可能です。
歯の表面にアタッチメントという突起物が付きますが
通常通りの歯磨きが可能です。
ボタンというゴムかけをするためのフックの周りだけ
丁寧に磨きましょう
(ボタンが付かない方もいます)
👇アタッチメントとボタン
ただし、マウスピースを装着したまま
砂糖がはいった飲み物などを飲むと、
マウスピースと歯の隙間に入り、砂糖が停留する状態が続き
虫歯、歯周病のリスクがかなり上昇するので注意してください。
飲まれる際は、必ずマウスピースを取り外した状態でお願いします。