
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
マウスピース矯正で抜歯はできない? 実は“できるケースも多い”という話✨
2026年04月21日
「マウスピース矯正って抜歯できないんでしょ?」
「抜歯が必要ならワイヤーになる?」
こうした疑問はとても多いです。
結論から言うと、
マウスピース矯正でも抜歯治療は可能です。
ただし、
すべてのケースに適しているわけではありません。
なぜ“できない”と言われるのか

マウスピース矯正は、
・歯を細かくコントロールする動き
・大きく引っ込める動き
が難しいとされてきました。
そのため以前は、
抜歯=ワイヤー矯正が主流でした😉
現在はどうなのか
現在は技術の進歩により、
・アタッチメント
・ゴム(エラスティック)
・治療設計の進化
によって、
抜歯症例でも対応可能なケースが増えています✨
それでも難しいケース
すべてがマウスピースでできるわけではありません。
患者様によって使用時間の確保が難しいなど👀
こうした場合は、
ワイヤー矯正の方が適していることもあります。

成功のカギは“治療計画”と“担当医の技術”

ここが非常に重要なポイントです👨⚕️
マウスピース矯正では、
・どの順番で動かすか
・どこまで下げるか
・どうやってスペースを閉じるか
といった設計が結果を大きく左右します。
さらに、同じマウスピース矯正でも、
どの医院で、誰が治療計画を立てるかによって結果は変わります。
・診断力
・治療計画の精度
・途中の調整(リファイメント)の質
これらはすべて、
👉 歯科医師の経験や技術に依存する部分です。
つまり、
マウスピース矯正は「装置」ではなく「設計と管理」で差が出る治療です💡
患者さん側のポイント
マウスピース矯正では、
・装着時間(20〜22時間)
・ゴムの使用
・指示通りの交換
がとても重要です。
これが守れないと、
・歯が予定通り動かない
・治療が長引く
原因になります🤦♀️
まとめ
マウスピース矯正で抜歯は、
可能なケースも多いが、適応の見極めが重要です✔
そしてそれ以上に重要なのは、
・治療計画
・担当医の技術
・継続的な管理
です。
矯正は、
どの装置を使うかより「どのように治すか」が結果を決める治療です。
📚参考文献
- Proffit WR, Fields HW. Contemporary Orthodontics
- Align Technology Clinical Guidelines
- 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療ガイドライン」









