
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
お正月に注意したいこと🎍【矯正治療中の方へ】
2025年12月26日

― 正月の過ごし方で、矯正の進み方が変わることも ―
正月は楽しいイベントが多い反面、
矯正治療中の方にとってはトラブルが起こりやすい時期でもあります。
「正月くらい、少し気を抜いても大丈夫かな?」
そう思いがちですが、実はこの時期の過ごし方が
治療期間や仕上がりに影響することもあるのです。
今回は、矯正中の方が正月に特に注意したいポイントをまとめました。
① マウスピースの装着時間が乱れやすい
正月は
外食
間食
お酒
生活リズムの乱れ
が重なり、マウスピースを外したままの時間が長くなりがちです。
なぜ問題?
歯が計画通りに動かない
次のマウスピースが合わなくなる
治療期間が延びる可能性
👉 正月でも基本は
「食事以外は装着」 を意識することが大切です。
② ダラダラ食べが増えるとリスクが上がる
おせち・お餅・お菓子などを
時間を決めずに食べ続けると、
マウスピースの着脱回数が増える
歯磨きがおろそかになる
虫歯・歯周病リスクが上がる
という悪循環になりやすくなります。
👉 食事と間食の時間を
できるだけまとめるのがポイントです。
③ お餅・硬い食べ物による装置トラブル
矯正中の正月で特に多いのが、食べ物によるトラブルです。
注意したい例
お餅 → ワイヤーやアタッチメントが外れる
ナッツ・数の子 → 装置への強い負荷
硬い煎餅 → 歯や装置の破損
👉
・小さく切る
・無理に噛まない
・違和感が出たらすぐ中止
これだけでもトラブルはかなり防げます。
④ 歯磨き不足がトラブルを招きやすい

正月は
夜更かし
外出続き
飲酒後にそのまま就寝
などで、歯磨きの質が落ちやすい時期です。
矯正中は装置の影響で、
もともと汚れが残りやすいため、
虫歯
歯ぐきの腫れ
口臭
が一気に出やすくなります。
👉 完璧でなくても、
「1日1回は丁寧に」 を意識しましょう。
⑤ 正月明けに多い「矯正中の相談」
実際に正月明けは、こんな相談が増えます。
マウスピースがきつく感じる
歯ぐきが腫れた
装置が外れた
痛みが強くなった
多くは、正月中の生活習慣の変化が原因です。
👉 違和感を放置せず、
早めに相談することが大切です。
⑥ 正月明けは矯正の見直しタイミング
正月明けは、
矯正治療を立て直す良いタイミングでもあります。
装着時間は守れていたか
歯磨きはできていたか
装置に問題はないか
少し立ち止まって見直すことで、
その後の治療がスムーズに進みやすくなります。
まとめ|正月こそ「矯正を止めない意識」を
マウスピースの装着時間を意識する
ダラダラ食べを避ける
お餅・硬い食べ物は慎重に
歯磨きをサボらない
正月を楽しみつつ、
矯正治療の流れを止めないことが何より大切です。
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参考文献
Proffit WR. Contemporary Orthodontics.
日本矯正歯科学会:矯正治療と口腔管理
Zachrisson BU. Oral hygiene for orthodontic patients.









