
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
歯並びは食生活で変わる? 実は「噛む習慣」が大きく関係しています🙆♀️
2026年03月16日
「歯並びって食べ物と関係あるの?」
「柔らかいものばかり食べていると歯並びが悪くなる?」
こうした疑問を持つ方は少なくありません。
結論から言うと、
👉 食生活そのものが歯並びを直接決めるわけではありません。
しかし、
“噛む習慣”や食生活は顎の成長に影響する可能性があります。
今回は、
食生活と歯並びの関係
顎の発達との関係
子どもの歯並びを守るポイント
について解説します。
歯並びは「顎の大きさ」に影響される
歯並びが悪くなる大きな原因の一つが、
👉 顎のスペース不足
です。
永久歯は子どもの歯より大きいため、
顎が十分に発達していないと
歯が重なって生える
ガタガタの歯並び(叢生)
になりやすくなります。
噛む回数が少ないとどうなる?

現代の食生活は、
柔らかい食べ物
加工食品
噛まなくても食べられる食事
が増えています。
すると、
👉 咀嚼回数(噛む回数)が少なくなる
ことがあります。
咀嚼は、
顎の骨
咀嚼筋(噛む筋肉)
を発達させる役割があります。
そのため、
噛む回数が少ないと
顎の成長が十分でない可能性があります。
よく噛む習慣が大切
子どもの歯並びを考えるうえで、
👉 よく噛む習慣
はとても大切です。
例えば、
繊維質の多い食材
よく噛む必要のある食事
などは、
咀嚼回数を増やすきっかけになります。
ただし、
「硬い食べ物を食べれば歯並びが良くなる」
というわけではありません。
歯並びは、
遺伝
顎の成長
舌や口のクセ
など、さまざまな要因が関係しています。
食生活以外に影響する習慣

歯並びに影響する生活習慣には、
口呼吸
舌癖(舌を押すクセ)
指しゃぶり
片側噛み
などもあります。
これらの習慣は、
歯並びに影響することがあります。
まとめ 🌱
歯並びは、
遺伝
顎の成長
生活習慣
など多くの要因によって決まります。
食生活だけで歯並びが決まるわけではありませんが、
👉 噛む習慣は顎の発達に関係する可能性があります。
子どもの歯並びを守るためには、
よく噛む習慣
正しい舌の位置
鼻呼吸
などを意識することが大切です🦷
歯並びが気になる場合は、
早めに歯科医院で相談することで
適切なタイミングでの対応が可能になります。
📚参考文献
Proffit WR, Fields HW, Sarver DM. Contemporary Orthodontics. Elsevier.
Graber LW et al. Orthodontics: Current Principles and Techniques.
日本矯正歯科学会「矯正歯科治療ガイドライン」









