
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
歯並びは遺伝する? 親子で似る理由と歯並びを左右する要因
2026年03月16日
「親が出っ歯だから、子どももそうなる?」
「歯並びは遺伝だから仕方ない?」
歯並びについて相談されるとき、
よく聞かれる質問の一つが
👉 歯並びは遺伝するのか?というものです。
結論から言うと、
歯並びには遺伝の影響もありますが、
それだけで決まるわけではありません。
今回は、
歯並びと遺伝の関係
生活習慣の影響
子どもの歯並びを守るために大切なこと
について解説します。
歯並びに影響する「遺伝」

歯並びに関係するのは、
顎の大きさ
顎の形
歯の大きさ
骨格
などです。
これらは遺伝の影響を受けることがあります👀
例えば、
顎が小さい
歯が大きい
受け口の骨格
といった特徴は
親子で似ることがあるとされています。
👉 親が受け口
👉 親が歯並びが悪い
場合、子どもにも同じ傾向が出ることがあります。
遺伝だけでは決まらない理由
歯並びには、
生活習慣やクセも大きく関係しています。
例えば、
指しゃぶり
舌癖(舌を前に押すクセ)
口呼吸
頬杖
片側噛み
などです。
これらの習慣によって
歯に持続的な力がかかると、
👉 歯並びが変化することがあります。
つまり、歯並びは遺伝と環境の両方で決まるのです。
顎の成長も大きく影響する
子どもの歯並びでは、
👉 顎の成長も重要です。
顎が十分に成長すると、
歯が並ぶスペースが確保されやすくなります。
逆に、
顎が小さい
口呼吸
舌の位置が低い
といった場合、
歯が並ぶスペースが不足し
ガタガタの歯並び(叢生)になりやすくなります。
歯並びを守るためにできること
子どもの歯並びを守るためには、
次のようなポイントが大切です。
✔ 鼻呼吸を意識する
✔ 舌の位置を整える
✔ 指しゃぶりなどのクセを改善
✔ 定期的に歯科検診を受ける
早い段階で気づくことで、
矯正治療の選択肢が広がることもあります。
まとめ 🌱
歯並びは、
顎の大きさ
歯の大きさ
骨格
などの遺伝の影響を受けることがあります。
しかし、
生活習慣
舌や口のクセ
成長環境
も大きく関係しています。
そのため、👉 遺伝だから仕方ない
と決めつける必要はありません。
歯並びが気になる場合は、
早めに歯科医院で相談することで
将来の選択肢を広げることができます🦷
📚参考文献
Proffit WR, Fields HW, Sarver DM. Contemporary Orthodontics. Elsevier.
Graber LW et al. Orthodontics: Current Principles and Techniques.
日本矯正歯科学会「矯正歯科治療ガイドライン」









