
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
🪥ガタガタの歯が、治る途中で“すきっ歯”になるのは普通?
2025年11月9日
💬患者さんあるある
「ガタガタだった歯が整ってきたのはうれしいけど…」
「なんかすき間できてきてません?これって大丈夫?」
結論から言うと…
✅ 矯正中に“すきっ歯になる”のはよくあることです!
❌ 焦って“失敗かも”と思わないで大丈夫😊
🦷なぜすき間ができるの?3つの理由
① 歯の“並び替え”で、一時的にスペースができる

矯正では、全体の歯をスムーズに並べるために、順番に動かしていきます。
その過程で…
歯が並ぶ場所を確保するために、まず少し広げる
並びきってからすき間を閉じる動きが後半に入る
👉 つまり、「一旦すき間ができる → 最後に閉じる」が正しい治療の流れなんです!
② IPR(歯と歯の間を削る処置)を行ったあと
歯を並べるために、歯の横幅を調整することがあります
その影響で、一時的に「削った分のすき間」が出ることも
🦷でもご安心を → これも治療後半でキレイに閉じる設計になっています!
③ 歯が“広がる動き”の途中段階
矯正でアーチ(歯列弓)を広げている途中では、
全体のバランスがまだ整っていない状態のことが多く、
中切歯の間が空いたり
犬歯との間にすき間が見えたり
これも予定通りの中間段階です!
😳逆に、すき間ができない方がマズい?

実はこんなケースも👇
計画ではすき間ができるはずなのに、全然できてない…」
→ 歯の動きが予定通りいってない可能性も!
🩺 その場合は、ドクターが装着状況やアタッチメント、咬合干渉などをチェックして調整します。
✅こんなときはすぐ相談!
予定よりもすき間が広すぎる・急にできた
食べ物が詰まって痛い
発音しにくい、空気が漏れる感じがする
しみる、根元が見えてきたような感じがする
→ 単なる治療途中であればOKですが、歯ぐきの状態や装置トラブルが隠れてることもあるので、気になるときは遠慮なく相談を😊
📚参考文献
Proffit WR, et al. Contemporary Orthodontics, 6th ed.
Zachrisson BU. “Interproximal enamel reduction: indications and techniques.” J Clin Orthod, 2004.
Kim Y et al. “Tooth movement patterns in clear aligner vs fixed appliance systems.” Korean J Orthod, 2020.
📝まとめ
矯正中の“すきっ歯”はよくある現象で、治療設計の一部です
最終段階できっちり閉じる動きが組み込まれてるのでご安心を
不安なときは、どんな小さなことでも担当医に相談を🙆♀️









