
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
🍦冷たいものがしみる!?矯正中の知覚過敏対策
2025年06月28日
夏といえば、アイス・冷たいドリンク・かき氷…🍨
でも矯正中のあなた、「キーン!としみた」なんて経験ありませんか?
特にマウスピース矯正(インビザラインなど)の方に多く見られるこの現象。
実は、矯正と“知覚過敏”には意外と深い関係があります☝️

🦷なぜ矯正中に「しみる」のか?
矯正中の“しみる”原因は主に3つ。
① 歯の動きによる「歯根膜の刺激」
歯が動くとき、根っこの周囲にある**歯根膜(しこんまく)**が刺激されます。
このとき、神経が過敏になることで、一時的に冷たい刺激を感じやすくなることがあります。
② 歯ぐきの位置変化で「象牙質が露出」
歯が動くことで、歯ぐきが少し下がる(退縮)ことも。
すると本来エナメル質で守られていた部分がむき出しになり、知覚過敏が起こる原因に。
③ アライナー装着中の「密閉空間」で冷刺激が集中
マウスピースがあることで冷たい刺激が“こもってしまうパターン。
歯全体に冷気がじわ〜っと伝わりやすくなります。
☀️特に夏は要注意!
夏は冷たい物を食べる機会が増える分、知覚過敏のリスクも急上昇🦷
「アイスバーが当たっただけで歯が痛い」
「炭酸水を飲んだらズキッとした」
そんな声も実際の診療現場でよく聞きます。
🛠プロからのアドバイス:夏の“しみる”対策5選!
✅1. 知覚過敏用の歯みがき粉を使う
シュミテクトなど、神経の反応を抑える薬用成分が入ったものがおすすめ。
※ただし、マウスピースをすぐに装着する場合は研磨剤少なめのタイプが◎
✅2. 冷たい物は“ゆっくり”食べる
一気に口に入れるよりも、少しずつ温度に慣らす方が刺激がマイルドに。
✅3. アライナーは外して食べる+口内の温度を整える
冷たいものを食べたあとにすぐ装着すると、さらに刺激が強く感じることも。
口を軽くゆすいでから装着を。
✅4. フロス・歯間ブラシでプラークコントロール
歯ぐきの炎症→退縮→知覚過敏、の流れを予防するのが大事!
✅5. しみる症状が続くなら必ず歯科でチェック!
虫歯やクラック(ヒビ)など、他の原因が隠れていることもあります。
「ただの知覚過敏」で済ませず、相談を!
📌まとめ:しみるのは「異常」じゃないけど、放っておかないこと
矯正中の「しみる感じ」は、一時的な生理的反応であることも多いですが、
ケアを怠ると慢性的な知覚過敏や歯肉退縮につながることも。
夏こそ、お口のケアを見直すチャンス!
矯正治療を快適に続けるためにも、「しみない工夫」、始めてみましょう☀️









