
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
マウスピース矯正において前回のリファイメント時と今回のリファイメン時でほとんど変化が無いのはなぜ?⌛
2025年03月29日
マウスピース矯正(アライナー矯正)において、前回のリファイメント時と今回のリファイメント時で歯の移動がまったく見られない場合、
その原因として使用状況が適切でないことが考えられます。
以下では、その理由と関連する参考文献を交えながら説明します。
🕒マウスピースの装着時間不足
マウスピース矯正では、1日20~22時間の装着が推奨されています。
これにより、持続的な力が歯にかかり、徐々に歯が移動します。しかし、装着時間が不足している場合、十分な力が歯にかからず、歯の移動が進まない可能性があります。
特に、食事や歯磨き以外の時間にマウスピースを外していると、矯正効果が得られにくくなります。

🙅マウスピースの不適切な使用
マウスピースは、指定された順番通りに使用することが重要です。
例えば、前のマウスピースがまだ適切にフィットしていない状態で次のマウスピースに進むと、歯に十分な力がかからず、移動が進まないことがあります。
また、マウスピースが破損している場合も同様の問題が生じます。

🦴患者の歯の状態や骨の硬さ
歯の移動速度は個人差があり、歯周組織の状態や骨の硬さによっても影響を受けます。
特に、骨が硬い場合や歯根が長い場合、歯の移動が遅くなる傾向があります。
このような場合、リファイメント時に歯の移動がほとんど見られないことがあります。
🔩マウスピースの設計や製造上の問題
マウスピースの設計や製造に問題がある場合も、歯の移動が進まない原因となります。
例えば、マウスピースが歯にしっかりとフィットしていない場合、適切な力がかからず、矯正効果が得られないことがあります。
また、製造上の誤差がある場合も同様の問題が生じます。
🤝患者の協力度
マウスピース矯正は、患者の協力が非常に重要です。
装着時間や使用方法を守らない場合、矯正効果が得られないことがあります。
特に、リファイメント時に歯の移動が進まない場合、患者の協力度が低いことが原因である可能性が高いです。
結論
マウスピース矯正において、リファイメント時に歯の移動が進まない原因は、主に使用状況が適切でないことに起因します。
装着時間の不足、不適切な使用、患者の歯の状態や骨の硬さ、マウスピースの設計や製造上の問題、そして患者の協力度が影響を与えます。
これらの要因を改善することで、矯正効果を高めることが可能です。
参考文献 1. Boyd, R. L., & Vlaskalic, V. (2001). Invisalign and conventional orthodontic treatment: A comparison of treatment outcomes. *Journal of Clinical Orthodontics*, 35(8), 513-520. 2. Kravitz, N. D., Kusnoto, B., BeGole, E., Obrez, A., & Agran, B. (2009). How well does Invisalign work? A prospective clinical study evaluating the efficacy of tooth movement with Invisalign. *American Journal of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics*, 135(1), 27-35. 3. Womack, W. R. (2008). Four-premolar extraction treatment with Invisalign. *Journal of Clinical Orthodontics*, 42(5), 301-307.
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