- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
舌の癖について
2019年10月20日
こんにちは、
ひらざわ矯正歯科クリニックです
みなさんは、舌の正しい位置がある
ということを知っていますか?
舌が正しい位置にないと開咬という
前歯の噛み合わせが開いてしまう状態や
出っ歯や受け口になってしまう原因にも
なります😥
矯正治療をしていても
舌癖(ぜつへき)があると
治療が上手く進まなかったり、
マウスピースに浮きが出来たり、
治療後の歯並びの乱れにもつながります。
当院では舌の癖を改善するためのトレーニングを
患者様にも協力してもらい治療を進めていきます。
当院で紹介しているトレーニングは
2つあります。
①スポットポジションの練習
この星印のところに
舌の先をつける練習です。
1日10回行います。
②舌の力をつけるトレーニング
スポットポジションが理解出来たら
そこに舌の先をつけたまま
舌全体にを上あご全体に吸い付けます。
そして、舌の先をはなすと
❝ポン❞と音がでますので
音がしっかりでるまで練習します。
患者様によって様々なので
大まかな説明になりましたが、
こうしたトレーニングを
患者様の癖にあわせた指導を行い
お子様や大人の方にも
行ってもらっています。
癖はすぐになおるものではありません。
舌のトレーニングは必ず毎日行うこと、
普段の生活の中でも
スポットポジションを意識してもらい
舌の癖を治し舌の筋肉も鍛えます。
次回の投稿では舌癖があった
患者様の症例をご紹介します。