
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
マウスピース矯正で歯はどうやって動く? 歯が動く仕組みをわかりやすく解説👀
2026年04月19日
「マウスピースで本当に歯が動くの?」
「どういう仕組みで動いてるの?」
透明な装置なのに歯が動くのは、不思議に感じますよね。
結論から言うと、
マウスピースは“弱い力を持続的にかけることで歯を動かしています。
歯は骨の中に埋まっている

歯は、あごの骨に直接くっついているわけではなく、
・歯
・歯根膜(クッションのような組織)
・骨
という構造になっています。
この「歯根膜」があることで、
歯は少し動くことができます。
歯が動く基本の仕組み
マウスピースを装着すると、
歯にじわっと力がかかります。
すると👇
・押された側 → 骨が吸収される
・引っ張られた側 → 骨が新しくできる
この繰り返しで、
少しずつ歯が移動していきます。
マウスピース矯正の特徴

マウスピース矯正では、
・1枚ごとに少し形が違う
・段階的に歯を動かす
という仕組みになっています🦷
1枚で動く量は、
約0.25mm程度とごくわずかです。
これを何十枚も使うことで、
歯並びを整えていきます。
なぜ長時間つける必要がある?
マウスピース矯正では、
1日20〜22時間の装着が必要です🌿
これは、
・力をかけ続けることが重要
・外していると歯が戻ろうとする
ためです。
つまり、
つけている時間=効果になります。
ワイヤーとの違い
ワイヤー矯正は、
・強い力を断続的にかける
のに対して、
マウスピース矯正は、
・弱い力を持続的にかける
という違いがあります。
そのため、
痛みが比較的少ないのが特徴です✨
まとめ
マウスピース矯正で歯が動く仕組みは、
・歯根膜に力がかかる
・骨が吸収・再生される
という体の自然な反応によるものです。
少しずつ確実に動かすことで、
無理なく歯並びを整えていきます。
📚参考文献
- Proffit WR, Fields HW. Contemporary Orthodontics
- Krishnan V, Davidovitch Z. Orthodontic tooth movement
- 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療ガイドライン」









