
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
ホワイトニングとアタッチメント👀マウスピース矯正中に白くできる?注意点と本音
2026年02月13日
「マウスピース矯正中なんですが、ホワイトニングできますか?」
「アタッチメントがついてると白くならないって本当?」
矯正とホワイトニングを同時に考える方は、最近とても増えています😊
今回は、
✔ アタッチメントがあってもホワイトニングできるのか
✔ 色ムラはできるのか
✔ ベストなタイミングはいつか
を、わかりやすく解説します。
結論:ホワイトニングはできる。でも工夫が必要。

アタッチメント(歯に付ける小さな樹脂の突起)がついていても、
ホワイトニング自体は可能です。
ただし――
仕上がりをきれいにするためには「順番」と「方法」が重要です。
まず知っておきたいこと
アタッチメントは“白くならない”
アタッチメントはレジン(樹脂)でできています。
天然歯とは違い、ホワイトニング剤では色が変わりません。
つまり、
🦷 歯 → 白くなる
🔹 アタッチメント → 色はそのまま
という状態になります。
起こりやすいこと①
アタッチメント部分だけ色が違って見える
ホワイトニング中は、
アタッチメントの下の歯はやや白くなりにくくなります。
その結果、
・外したあとに色の段差が見える
・アタッチメント跡がうっすら分かる
ということがあります。
ただしこれは多くの場合、
最終仕上げで調整可能です。
起こりやすいこと②
マウスピース矯正との相性
実はマウスピース矯正は、
ホワイトニングと相性がいい装置です。
なぜなら、
✔ すでにマウスピースがある
✔ ホワイトニングジェルを入れて使える
✔ ホームホワイトニングがしやすい
というメリットがあるからです。
ただし、
アタッチメントの形状によっては
ジェルが均等に行き渡らないこともあります。
ベストなタイミングは?
一般的におすすめなのは👇
① 矯正終了後に仕上げホワイトニング
一番きれいに仕上がります。
アタッチメントを外してから行えば、
色ムラの心配が少なくなります。
② 矯正中に軽くトーンアップ
「イベント前に少し白くしたい」などの場合は可能。
ただし最終的な色調整は、
アタッチメント除去後が理想です。
やってはいけないケース⚠️
✔ 歯がしみやすい状態
✔ 強い知覚過敏がある
✔ 歯肉炎がある
矯正中は歯が動いているため、
知覚過敏が出やすい時期があります。
このタイミングで強いホワイトニングをすると、
不快感が増えることがあります。
患者さんが知っておくと安心なポイント
🔹 アタッチメントは白くならない
🔹 矯正中でもホワイトニングは可能
🔹 本当にきれいに仕上げるなら最後がベスト
🔹 色ムラは最終調整で改善できる
まとめ 🌱
マウスピース矯正とホワイトニングは、
両立可能です。
ただし、
「今やるのがベストか?」
「仕上げをどう考えるか?」
ここをきちんと説明してもらうことが大切です🦷✨
矯正は“並び”だけでなく、
最終的な“色”まで含めて設計すると、
満足度がぐっと上がります。
📚参考文献
Haywood VB. Nightguard vital bleaching: current concepts and research. J Am Dent Assoc.
Joiner A. Review of the effects of peroxide on enamel and dentin. J Dent.
日本歯科保存学会「ホワイトニングの基本指針」
Proffit WR et al. Contemporary Orthodontics. Elsevier.









