
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
😮出っ歯になるのは歯だけのせいじゃない!?
2025年10月25日
「出っ歯」と聞くと、つい“前歯が出ている”というイメージを持ちますよね。
でも実は、出っ歯の原因は歯だけの問題ではないことが多いんです🦷💡
骨格、唇の力、舌の位置👀
それぞれが少しずつバランスを崩すことで、口元が前に出たように見えることがあります。
① 骨格の影響:上あごが前に出ているタイプ
出っ歯の中でも最も多いのが、上顎骨(じょうがくこつ)そのものが前方に位置しているタイプ。
この場合、歯だけを動かしても根本的な改善にはならず、
骨格バランスを考慮した矯正計画が必要になります🤔

👉 上顎前突(Class II 骨格)のケースでは、
マウスピース矯正でもゴムかけを併用することで改善できます🦷
② 唇の力が弱いと、歯が前に出やすくなる
「口ぽかん」や「唇を閉じるのが苦手」という方は、口輪筋(こうりんきん)という唇まわりの筋肉が弱っていることが多いです。
この筋肉のサポートが足りないと、
歯を内側へ押さえる力が弱まり、少しずつ歯が前方へ移動してしまいます😯
💡つまり、“出っ歯”は唇の筋肉バランスの崩れでも起こるんです。
③ 舌の位置も“出っ歯”を作る
舌が常に下がったり、前方に押し出す癖(舌癖)があると、
内側から前歯を少しずつ押してしまいます👅
特に「舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)」があると、
矯正後でも前歯がまた出てきてしまう=後戻りの原因に⚠️
④ 呼吸の仕方も関係あり?
鼻呼吸ではなく口呼吸が続くと、
舌の位置が下がり、口まわりの筋肉バランスが崩れます💨
その結果👇
唇の力が弱くなる
舌が前に出やすくなる
歯列が広がらず、前方へ倒れる
つまり、「呼吸のクセ」も出っ歯を助長する大事な要素なんです😣
⑤ 矯正治療では“見た目+機能”の両方を改善!

歯をきれいに並べるだけでなく、
・舌の位置
・唇の力
・噛み合わせ
・呼吸や姿勢
こうした機能面の改善が本当の意味での「美しい口元」につながります✨
まとめ
🦷 出っ歯は、歯だけの問題ではない!
骨格
唇の力
舌の位置
呼吸の習慣
これらが組み合わさって、口元の印象を左右します。
矯正治療では、見た目だけでなく“機能のバランス”を整えることがとても大切です😊
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「私の出っ歯、歯だけが原因じゃないかも?」と思った方は、ぜひご相談ください✨
📚参考文献
Kim YH. Anterior open bite and its treatment with multiloop edgewise archwire. Angle Orthod. 1987;57(4):290–321.
Proffit WR, Fields HW, Sarver DM. Contemporary Orthodontics. 6th ed. Elsevier; 2019.
Graber LW, Vanarsdall RL, Vig KWL. Orthodontics: Current Principles and Techniques. 7th ed. Elsevier; 2022.









