
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
矯正してから歯がしみる…これって大丈夫?😣🦷
2025年08月30日
矯正してから歯がしみる…これって大丈夫?
原因と対策、知っておきたい“知覚過敏”との関係
🌀矯正を始めたら、歯が「キーン」としみるように…

インビザラインやワイヤー矯正を始めてから、
冷たい水や風がしみる
歯みがきのときズキっとする
アイスやジュースが苦手に…
そんな変化を感じる方は意外と多くいらっしゃいます😣
結論から言うと、多くの場合は一時的なもので、大きな心配はいりません。
ただし、放っておくと悪化するケースや、別の原因が隠れていることも。
今回は、矯正中の「歯がしみる症状」について、原因と対策をわかりやすく解説します!✨
🦷矯正中に歯がしみる主な原因
① 歯が動くことで“歯根膜”が刺激される
矯正治療では、歯を少しずつ動かしていきます。
このとき、歯を支える膜(歯根膜)や神経が圧迫されることで、
歯が敏感になる=知覚過敏のような症状が出ることがあります🦷
これは矯正にともなう生理的な反応で、通常は数日〜1週間ほどで治まります。
② 歯ぐきが下がってきた(歯肉退縮)
歯を動かす過程で、特に加齢や歯周病のリスクがある方は、
歯ぐきが少し下がる(歯肉退縮)ことがあります。
すると、歯の根元が露出して“象牙質”が外気に触れるようになり、
しみる・痛いと感じる原因に。
③ 歯の表面が摩耗・削れた
インビザラインでのアライナーの着脱時に無理な力をかけたり、
食いしばりや歯ぎしりが強い方は、エナメル質が摩耗している場合も。
エナメル質が薄くなると、その下にある象牙質が刺激を受け、知覚過敏を引き起こします🦴
📌放っておいてもいいの?
基本的には「一時的な反応」ですが…
数日〜1週間で落ち着く場合 → 経過観察でOK!
痛みが強くなる/広がる → 虫歯や歯周病の可能性も。早めに受診を!💁♀️
💡知覚過敏の対処法・予防法
✔ フッ素入りの知覚過敏用歯みがき粉を使う
→ システマセンシティブ、シュミテクトなど。毎日続けるのが大事!
✔ アライナーやリテーナーの取り外しはゆっくり優しく
→ パキッと強く外すと歯に負担がかかるのでNG!
✔ 歯ぎしり・食いしばりをチェック
→ 夜間のマウスピース装着時に違和感がある人は要注意!
✔ 歯ぐきケアも忘れずに!
→ 歯間ブラシやフロスで、歯周病リスクを下げよう☝️
✅「しみる」=失敗じゃない。ちゃんと対策すれば大丈夫!
| 不安な症状 | 実際には… |
|---|---|
| 矯正してから歯がしみる | よくある一時的な反応。数日で落ち着く |
| ずっと痛い・広がってきた | 虫歯や歯周病の可能性あり。要受診! |
| 知覚過敏になったら中断? | 対処しながら治療は継続可能◎ |
📩「歯がしみる…」と感じたら、気軽にご相談を!
当院では、矯正中の違和感やトラブルについても丁寧に対応しています。
アライナーが合っていない・リテーナーが原因かも?というご相談もOK!
LINEやお電話から、お気軽にご連絡ください📞😊
📚参考文献
Proffit WR, et al. Contemporary Orthodontics. 5th Edition.
Bartlett D. Tooth Wear and Sensitivity. Br Dent J. 2003.
Nascimento MM, et al. Prevalence of dentin hypersensitivity in adults: a systematic review. J Dent. 2013.









