
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
ガミースマイルの原因は1つじゃない!
2025年07月12日
“4タイプ分類”でわかる治療選び
「笑うと歯ぐきが見えすぎる…」それ、ガミースマイルかも?
ガミースマイル(gummy smile)とは、笑ったときに歯ぐきが大きく露出する状態のこと。
日本人にも多く、「笑うと口元が気になる」「写真で歯ぐきばかり目立つ」と悩む方は少なくありません。
でも実は、ガミースマイルの原因は1つではないんです。
ガミースマイルには4つの原因タイプがある!
ガミースマイルの原因は、大きく4つに分類されます👇

🦷① 歯が長く見えるタイプ(歯の萌出過剰)
永久歯が必要以上に出てきて、歯ぐきが多く見える
歯ぐきの位置は正常、でも歯の“露出”が大きすぎる
治療法:クラウンレングスニング(歯冠長延長術)など
🧱② 骨が出ているタイプ(骨格性上顎過成長)
上アゴの骨が縦に長く成長し、歯ぐきごと露出してしまう
セファロで診断可、骨そのものが原因
治療法:外科手術(Le Fort I型)+矯正治療
😮③ 笑うと上唇が大きくめくれるタイプ(筋肉性)
笑うときの上唇を引き上げる筋肉が強すぎる
安静時は歯ぐきは見えないけれど、笑顔で露出
治療法:ボトックス注射、場合により筋肉手術
📏④ 歯の位置が低すぎるタイプ(短い前歯・低位唇)
歯のサイズが小さい、または位置が低くて歯ぐきの割合が多く見える
成長の影響や、先天的な歯の小ささが要因
治療法:矯正治療・補綴治療(ラミネート・セラミック)など
自分はどのタイプ?セルフチェックのポイント
| チェック項目 | 該当するタイプ |
|---|---|
| 笑ってないときは目立たないけど、笑うと一気に歯ぐきが見える | 筋肉性 |
| 前歯が小さく、短く見える | 萌出過剰 or 低位唇タイプ |
| 前から見ても、上アゴ全体が長く感じる | 骨格性 |
| 上唇の動きが大きく、鼻の下がピクピク動く | 筋肉性 |
治療選びは「原因に合った選択」がカギ!
同じ“ガミースマイル”でも、原因によって治療法は大きく変わります。
🦷 歯だけの問題 → 歯周外科や補綴治療
🦴 骨の問題 → 外科矯正が必要なことも
💪 筋肉の動き → ボトックスで改善可能なケースも
当院では、レントゲン(セファロ分析)と表情筋の評価をもとに
あなたの笑顔に合った治療方法をご提案しています😊
まとめ:原因を見極めて、ベストな治療を!
「なんとなくガミースマイルが気になる…」ではなく、
“何が原因か”を正確に診断することが第一歩!
正しく診断すれば、あなたの笑顔はもっと自然に、美しく変えられます✨
🧾参考文献
Garber DA, Salama MA. The aesthetic smile: diagnosis and treatment. Periodontol 2000. 1996;11:18-28.
Kokich VG, et al. Esthetics: the orthodontic-periodontic restorative connection. Semin Orthod. 1996;2(1):21-30.
Polo M. Botulinum toxin type A (Botox) for the neuromuscular correction of excessive gingival display on smiling (gummy smile). Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2008;133(2):195-203.









