
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
2025年2月18日 本日の中日新聞にてマウスピース矯正相談増!の記事について
2025年02月18日
マウスピース矯正の重要性を以下の3点に焦点を当てて解説します。
1. ワイヤー矯正が可能かどうかを確認すること
マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正と比較して、審美性と快適性が高い治療法として注目されています。
ワイヤー矯正は金属製のブラケットとワイヤーを使用するため、
目立ちやすく、食事や歯磨きの際に不便を感じることがあります。
一方、マウスピース矯正は透明なプラスチック製の装置を使用するため、外見上ほとんど目立たず、取り外しが可能であることから、
日常生活に支障をきたしにくいという利点があります。
しかし、マウスピース矯正が適応できる症例は限られており、複雑な歯列不正や重度の咬合異常に対しては、
ワイヤー矯正が必要となる場合があります。
そのため、マウスピース矯正を検討する際には、まずワイヤー矯正が可能かどうかを確認することが重要です。
2. 抜歯治療ができること
マウスピース矯正は、抜歯を伴う治療にも対応できる場合があります。
従来、抜歯を必要とする症例ではワイヤー矯正が主流でしたが、近年の技術進歩により、
マウスピース矯正でも抜歯を伴う治療が可能となっています。
これは、マウスピース矯正装置が歯を移動させる力のコントロールが精密に行えるためです。
ただし、抜歯を伴う治療は症例によって難易度が異なり、適切な診断と治療計画が必要です。
そのため、マウスピース矯正を検討する際には、抜歯治療が可能かどうかを確認し、専門医との相談を重ねることが重要です。
3. 多くの実症例があること
マウスピース矯正は、近年急速に普及しており、多くの実症例が蓄積されています。
これにより、治療の効果やリスクについてのデータが豊富に存在し、患者にとってより信頼性の高い治療法となっています。
実症例が多いことは、治療の成功率や予後を予測する上で重要な要素です。
また、多くの症例を経験した歯科医師ほど、治療計画の立案やトラブルシューティングに長けているため、
経験豊富な医師を選ぶことも重要です。
マウスピース矯正を検討する際には、医院の実績や医師の経験を確認し、信頼できる医療機関を選ぶことが望ましいです。
結論
マウスピース矯正は、審美性や快適性に優れた治療法ですが、
その適応範囲や治療効果を最大限に引き出すためには、以下の3点が重要です。
まず、ワイヤー矯正が可能かどうかを確認すること。次に、抜歯治療が可能かどうかを確認すること。
最後に、多くの実症例がある医院や医師を選ぶこと。
これらの要素を踏まえて、患者自身が納得のいく治療法を選択することが、成功への第一歩となります。










