
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
マウスピース矯正の仕組み🦷
2025年01月27日
マウスピース矯正は、透明な取り外し可能な装置を使用して歯並びを矯正する治療法です。
目立たず快適に矯正治療が行える点が人気の理由です。
以下に、マウスピース矯正の基本的な仕組みや流れを詳しく説明します✨
1. マウスピース矯正の基本構造
マウスピース矯正は、以下の原理に基づいて歯を動かします。
💪🏼段階的な力の適用
個々の歯にわずかな力を加えることで、徐々に歯を理想的な位置へと移動させます。一度に大きく動かすのではなく、1つのマウスピースにつき0.2~0.3mm程度の動きを目指します。
💻個別設計された装置
歯型のデータをもとに作成されたオーダーメイドのマウスピースを使用します。
装置は患者ごとに異なり、矯正計画に応じて作られています🦷

2. 治療の流れ
✅初回カウンセリング
歯科医師が口腔内の状態を確認し、マウスピース矯正が適しているかを診断します。
この段階で以下の項目が話し合われます😉
- 患者の希望や矯正の目的
- 現在の歯並びの問題点
- 矯正治療の期間や費用

✅ 精密検査
マウスピースを作成するために、歯の詳細なデータを収集します。具体的には次の手順があります😶🌫️
- 口腔内スキャンまたは型取り 専用のスキャナーで歯を3Dスキャンし、精密なデジタルデータを作成します。または、従来の型取り材料を使用する場合もあります。
- レントゲン撮影 歯や顎の骨の状態を確認します🦴
- 噛み合わせのチェック 噛み合わせや歯の位置の確認を行います。
✅治療計画の立案
収集したデータをもとに、歯科医師が治療計画を立てます。
歯の動きを段階的にシミュレーションし、どのように最終的な歯並びを目指すかを決定します🦷
この計画は患者にも共有され、納得した上で治療が進行します。
✅マウスピースの作成
治療計画に基づき、患者専用のマウスピースが製作されます。
通常、矯正期間中に数十個のマウスピースが用意され、各ステップごとに新しい装置へと交換します☝🏼
✅矯正治療の開始
患者はマウスピースを装着し、以下のルールを守りながら治療を進めます。
- 装着時間の遵守 1日20~22時間装着する必要があります。食事や歯磨きの時間以外は基本的に装着します。
- 定期的な交換 指定された期間(通常1~2週間ごと)で、新しいマウスピースに交換します。
✅定期検診
治療中は定期的に歯科医院で検診を受け、治療計画通りに進んでいるかを確認します😉
3. マウスピース矯正の力の原理
🦷持続的な弱い力 マウスピースは、歯にかかる圧力をコントロールする設計になっています。
従来のワイヤー矯正と異なり、装置全体で均一に力が加わるため、痛みや不快感が少ないとされています。
🦷歯を動かす仕組み 歯は、歯槽骨(しそうこつ)と呼ばれる顎の骨に埋まっています。
マウスピースが歯に力を加えることで、歯槽骨が吸収され、歯が移動し、その後新しい位置に合わせて骨が再形成されます😊
4. マウスピース矯正が適しているケース
- 軽度から中等度の不正咬合(乱れた歯並びや噛み合わせの問題)
- 前歯の隙間やねじれ
- 歯列の全体的な調整
- 矯正後の再治療
一方で、以下のようなケースには適さない場合があります⚠️
- 重度の不正咬合や顎のズレ
- 複雑な噛み合わせの問題
- 大幅な歯の移動が必要な場合
5. マウスピース矯正の特徴
メリット✨
- 目立たないデザイン 透明なマウスピースは、人と話す際や写真撮影時にも目立ちません。
- 取り外し可能 食事や歯磨きの際に取り外せるため、日常生活でのストレスが少ないです。
- 痛みが少ない ワイヤー矯正に比べて、歯にかかる力が弱いため痛みや不快感が少ないと言われています。
デメリット⚠️
- 装着時間の自己管理が必要 指定された時間を守らないと、治療計画が遅れるリスクがあります。
- 適応できる症例が限定される 一部の複雑な歯並びには対応できない場合があります。
- 費用が高額になる可能性 従来のワイヤー矯正と比較して高価なことが多いです。
6. マウスピース矯正の進化
近年では、AIや3D技術を活用した治療計画が進化しており、より精密で効果的な矯正が可能となっています💻
デジタル技術を用いたマウスピース矯正は、より快適で効率的な治療を提供しています。
まとめ
マウスピース矯正は、透明で取り外し可能な装置を使用して、快適に歯並びを整える治療法です✨
段階的に歯を動かす仕組みや、オーダーメイドで設計される装置が特徴です。
適切な治療計画と自己管理を行うことで、理想の歯並びを目指すことができます🤗
治療を検討している方は、まず歯科医師に相談し、自分に適した方法を確認することをおすすめします。









