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平澤 建太朗
平澤 建太朗
この記事の監修者
医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。

3Dプリンターの使用方法【データの送信やプリント成功のコツ】

2024年10月3日

 

 

こんにちは

名古屋西矯正歯科クリニックです🦷

 

当院では装置の型取りはitero(口腔内スキャナー)を用い、模型の作成は3Dプリンターで行っております。

 

アルジネートや、石膏を一切使用していません☺️

 

データ化する事により、精密な模型をデータとして保管しておくことが可能です💻

 

導入してからしばらく経ちましたが、改めて使用方法やコツを詳しくご紹介します☝🏻

 

今回の内容は歯科スタッフへ向けた内容となります☺️

 

 

 

 


 

 

 

3Dプリンター 

データ送信の流れ・コツ

 

 

当院で使用しているプリンターはエイトサプライさんのSprintRayになります。

 

 

 

 

データの送信から模型が出来上がるまでの流れをご紹介します👇

 

 

 

✅口腔内スキャナーによる撮影

 

 

 

スキャンデータを使用します。

 

装置にもよりますが口蓋部分のスキャンを忘れずに行いましょう

 

パラタルバーや拡大床等は口蓋までの印象が必要となりますよ⚠️

 

 

 

 

 

 

✅My iteroからデータを送信する

 

 

当院の場合はiteroを使用しているためパソコンでmy iteroサイトを開きます。

 

この画面から「患者」または「オーダー」を選択し、使用するデータを見つけます🔍

 

 

 

項目の中から「エクスポート」をクリック🙆‍♀️

 

 

 

 

そうするとこのような画面になります🙂

 

エクスポートタイプ→「オープンシェル

 

 

 

 

データフォーマット→「片顎ごとのファイル(歯を上に向けた各歯列弓)

 

 

 

ファイル形式→STL(白黒)

 

 

 

 

を選択します💻ダウンロードが開始されますので少し待ちます。

 

 

 

 

ダウンロードしたデータを開き展開をします。

 

 

 

 

これでデータの保存が完了です🙆‍♀️

 

一度にたくさんんの印刷を行う場合、間違えないよう患者別にフォルダ分けしましょう。

 

 

 

 

 

 

✅プラットホームへ模型を乗せる

 

 

 

プリンターへ送信するにはパソコンでsprintrayアプリをダウンロードします💻

 

長方形の部分がプリンターのプラットホームを表しています。

 

 

 

 

先ほど保存したデータをプラットホームへ乗せていきます😊

 

プラスマークをクリック➕

 

 

 

 

STLデータのみをクリックすると、、

 

 

 

 

データがプラットホームへ乗りました🙄

 

右クリックしながらマウスを動かすと視点変更ができます🙆‍♀️

 

左クリックで模型を選択し、好きな場所に配置します☝🏻

 

 

 

 

 

白のマークを左クリックしながら動かすと、模型自体の角度を360度変更できます👀

 

 

 

 

これで自由自在に配置ができますが、実はこのままではプリントができません、、😂

 

ここに注目!!⚠️

 

画面右下を見ると’’印刷失敗の可能性が高い’’と表示されています😢

 

このままでは模型が上手く作られないことがあります!

 

 

 

 

原因はプラットホームへの接着面積が少ないからです🙅

 

 

 

 

 

☑️接着面積を増やすには

 

 

模型を左クリックすると選択中の模型が青く表示されます。

 

右下の「fix」をクリック→

 

 

 

 

👇

 

 

 

赤線で示したように、模型の底面が真っ直ぐになりプラットホームにしっかりとくっつきました💁🏻‍♀️

 

 

 

 

 

全ての模型が正常であればこの様に緑で表示され、印刷可能となります◎

 

 

 

 

 

 

 

※底面が真っ直ぐにならない場合

 

 

たまにあるのですが、何らかの問題でfixをくクリック後も模型の底面が真っ直ぐにならない事があります😂

 

その際の私たちの対処法はこちら💁🏻‍♀️

 

 

 

再度fixをクリックするとこの様に柱が自動で作成されます👀

 

 

 

 

柱が少なすぎると印刷が上手く出来なかった経験があるため、少し追加しています🙆🏻‍♀️

 

 

 

 

 

 

🦷柱の追加方法

 

一番下の項目の中の”Edit Supports“をクリックします。

 

 

 

 

左クリックで一つずつ柱を増やす事ができますので、柱が少ない部分に何個か追加しましょう🤔

 

柱の高さは”Base Offset”で設定可能です✨

 

 

 

 

 

 

 

 

☑️模型の高さを低くする方法

 

 

 

これまでの方法で印刷は可能ですが、高さがある分印刷にかかる時間が増えます☝🏻

 

例えば拡大床や、パラタルバーのように
口蓋までのデータが必要な場合は、時間はかかりますが仕方ありません🤔

 

しかしリテーナー用などであればそこまで高さが必要ないため、時間とレジンの使用量を最小限にする事が可能です⏳

 

※柱がある場合は高さ変更不可

 

 

 

 

 

🦷実際の方法

 

 

 

模型を選択し、画面左のToolsにかざし、”Cut Selectedを選択します🔧

 

 

 

 

高さを自由に変える事が可能です。

クリックで高さを決め、”ok”で変更が完了します👏🏻

 

 

 

 

 

 

 

✅3Dプリンターへ送信

 

 

画面右の真ん中のプリンターマークをクリックします🖨

 

printability  :  緑のマークになっているか

 

Materal  : 使用するレジンの種類が間違っていないか確認

 

Layer Thickness :  一層を何μmで印刷するのかを確認
※ 50、100、175μmがありますが、数字が小さい程精密ですが時間がかかります👆🏻

 

Material Volume  Required : レジンの使用量

 

Total Print Time : 印刷時間

 

これらを確認し、”Print”をクリック🙇🏻‍♀️

 

 

 

 

 

 

これでようやくプリンターへ送信完了!!印刷が開始されます🙆🏻‍♀️

 

 

 

 

ちなみにこんなふうにたくさん並べる事も可能ですよ😱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

✅まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

難しそうに思えますが今では簡単に使用出来ています☺️

 

使い方は教えてもらっても、初めはこんな時どうしたらいいの?!と何度もつまずきました🤦🏻‍♀️

 

私たちスタッフの自己流な所もありますが、
これから導入される医院さんや、困っているスタッフさんの手助けになればと思います😉

 

1ヶ月後に出来た模型の処理方法や、レジンの濾過、

洗浄液の交換などについてもご紹介したいと思っていますのでよろしくお願いいたします🙇🏻

 

 

 

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