
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
マウスピース矯正の部分矯正ってできる?🦷✨
2026年04月11日
前歯だけ治したい方へ
「前歯のすきっ歯だけ気になる」
「少しだけガタガタを整えたい」
「全体矯正まではしたくない」
このような方に選ばれることが多いのが
マウスピースによる部分矯正です😊
気になるところだけ整えられるため、
比較的気軽に始めやすい矯正方法です。
部分矯正とは?

部分矯正とは、
歯並びの一部だけを動かす矯正治療のことです。
例えば👇
・前歯のすきっ歯
・軽いガタガタ
・1本だけねじれている歯
・少しだけ出ている歯
・矯正後の後戻り
・前歯の高さのズレ
このような軽度の症例に向いています✨
マウスピース部分矯正のメリット
✔ 目立ちにくい
✔ 取り外しできる
✔ 痛みが少ない
✔ 通院回数が少ない
✔ 治療期間が短い
✔ 費用を抑えられることが多い
特に「前歯だけ整えたい」という方には
大きなメリットがあります😊
治療期間はどれくらい?
症例にもよりますが
軽度の場合👇
約3ヶ月〜6ヶ月
少し動かす場合👇
約6ヶ月〜10ヶ月
程度になることが多いです。
全体矯正より短期間で終わるのが特徴です✨
部分矯正でもアタッチメントはつく?
はい、つくことが多いです。
少しの移動でも
歯を正確に動かすために
・回転
・傾き
・細かい調整
が必要になるためです。
ただし、全体矯正より
アタッチメントの数は少ないことが多いです。
部分矯正ができないケース⚠️
見た目だけ前歯の問題に見えても、
実は部分矯正が難しい場合もあります。
例えば👇
・噛み合わせに問題がある
・出っ歯が強い
・歯を大きく動かす必要がある
・歯を並べるスペースがない
・奥歯の位置も動かす必要がある
・上下のバランスが悪い
このような場合、
部分矯正だけでは
・噛みにくくなる
・後戻りしやすい
・見た目が逆に悪くなる
可能性があります⚠️
部分矯正でも装着時間は同じ
部分矯正でも
1日20〜22時間の装着が必要です。
「少しだけだから短くていい」
というわけではありません。
装着時間が足りないと
・歯が動かない
・予定通り進まない
・マウスピースが入らない
原因になります😱
部分矯正の注意点
部分矯正はメリットも多いですが、
注意点もあります。
✔ 噛み合わせは大きく変えられない
✔ 大きな移動は難しい
✔ 症例によっては後戻りしやすい
✔ 全体のバランスが重要
見た目だけで判断せず、
全体を診断することが大切です。
歯科衛生士目線のポイント🪥
患者さんの中には
「前歯だけ治したいです」
と言われる方も多いですが、
実際は
・スペース不足
・歯の大きさ
・噛み合わせ
が関係していることも多いです。
そのため、
部分矯正が向くかどうかは
診断してから判断になります。
こんな方におすすめ
✔ 前歯のすきっ歯が気になる
✔ 少しだけガタガタを整えたい
✔ 矯正後の後戻りが気になる
✔ 短期間で整えたい
✔ 目立たない矯正がいい
このような方は
マウスピース部分矯正が向いている可能性があります😊

まとめ
✔ マウスピースで部分矯正は可能
✔ 前歯の軽い乱れに向いている
✔ 期間は3〜8ヶ月程度が多い
✔ 噛み合わせ次第では不可
✔ 装着時間は全体矯正と同じ
✔ 診断が重要
「少しだけ治したい」という方は、
マウスピース部分矯正も選択肢の一つです🦷✨
# 参考文献📚
・日本矯正歯科学会 矯正歯科治療に関する資料
・American Association of Orthodontists Limited Orthodontic Treatment
・Invisalign Go システム臨床ガイド
・Graber & Vanarsdall Orthodontics Current Principles and Techniques
・歯科矯正学 第6版(医歯薬出版)









