
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
マウスピース矯正中のコーヒー・お酒ってOK?☕🍺
2026年03月21日
マウスピース矯正を始めるとよく聞かれるのが
「コーヒー飲んでもいいですか?」
「お酒ってダメですか?」という質問です🤔
仕事中のコーヒーや、食事中のお酒など、日常生活で避けにくいものだからこそ気になりますよね。
結論から言うと、
マウスピースをつけたまま飲むのは基本NGです⚠️
その理由を詳しく説明します。

■ コーヒーがNGな理由☕
① 着色の原因になる
コーヒーには着色しやすい成分が含まれており、透明なマウスピースに色が付きやすくなります。
マウスピースが黄ばんでしまうと見た目が悪くなるだけでなく、不衛生に見えてしまうこともあります。
また、着色したマウスピースは汚れも付きやすくなるため、口腔内環境にも影響します。
② 変形の可能性がある
ホットコーヒーなどの熱い飲み物は、マウスピースを変形させる原因になります。
マウスピースはプラスチック素材のため、熱に弱い性質があります。
変形してしまうと
・歯にしっかりフィットしない
・歯が計画通り動かない
・痛みの原因になる
といったトラブルにつながる可能性があります😱
③ 虫歯リスクが上がる
砂糖入りコーヒーを装着したまま飲むと、糖分がマウスピース内に閉じ込められます。
歯に糖分が長時間触れた状態になり、虫歯のリスクが高くなります🦷
また、ブラックコーヒーでも酸性のため、長時間の装着は歯に負担となる場合があります。
■ お酒はどうなの?🍺
お酒も基本的には外して飲むのがおすすめです。
理由はこちら👇

① 糖分が多い飲み物がある
ビール、チューハイ、カクテルなどは糖分を含むものが多く、虫歯リスクが高くなります。
② 酸性の飲み物が多い
ワインやサワーなどは酸性のため、歯の表面を弱くする可能性があります。
その状態でマウスピースを装着していると、影響を受けやすくなります。
③ 着色しやすい
赤ワインやビールは着色の原因になります。
マウスピースが変色すると目立ちやすくなります🍷
④ 口腔内が乾燥しやすい
アルコールは唾液量を減少させるため、口の中が乾燥しやすくなります。
唾液が減ると虫歯や口臭のリスクも上がります。
■ つけたまま飲んでいいものは?💧
基本的にOKなのは水だけです。
常温の水であれば
・着色しない
・変形しない
・虫歯リスクがない
ため安心です。
無糖のお茶についてはOKとされることもありますが、
・着色の可能性
・細かい汚れの付着
があるため、外して飲むのが無難です。
■ 飲むときの理想的な流れ✨
① マウスピースを外す
② 飲食する
③ できれば歯磨き
④ マウスピースを装着
外出先などで歯磨きができない場合は
・水でしっかりうがい
・マウスピースも軽く洗う
これだけでもOKです👌
■ 装着時間とのバランスも大切
マウスピース矯正は
1日20〜22時間の装着が推奨されています。
コーヒーやお酒のたびに長時間外してしまうと、
・歯が予定通り動かない
・次のマウスピースが合わない
・治療期間が延びる
といった影響が出ることもあります。
だらだら飲みは避けて、
時間を決めて飲むのがおすすめです☕✨
■ まとめ🦷
・コーヒーは着色、変形、虫歯リスクあり
・お酒は糖分、酸性、乾燥の影響あり
・基本は外して飲む
・つけたままOKなのは水のみ
・装着時間も意識することが大切
少し手間にはなりますが、
きれいに歯を動かすためにも飲み物には注意しましょう😊
■ 参考文献📚
・American Association of Orthodontists Patient Guidelines for Clear Aligners
・日本矯正歯科学会 矯正歯科治療に関する基本情報
・厚生労働省 歯科材料および口腔衛生に関する情報
・歯科矯正学および歯科材料学に基づく一般的知見









