
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
矯正して“食べにくくなった”…これって大丈夫?🫣🍧🥨
2025年11月8日
〜💬よくある声~

「矯正が終わって歯はキレイになったのに、前よりごはんが食べにくい…」
「見た目は整ったのに、なんだかしっくりこない」
実はこれ、見た目と“機能”のズレによって起きることがあるんです🫣
🦷食べにくくなる原因って?
① かみ合わせ(咬合)のバランスがまだ整っていない
歯は“並んだ”だけでは、うまく噛めるとは限りません。
「上下の歯がどう当たるか」「奥歯がしっかり支えているか」がポイントです🦷
💥 こんなケースで食べにくさを感じやすい
前歯ばかり当たってしまう
奥歯が浮いてしまっている
噛むと左右どちらかにずれる感じがする
② 歯が動いたことで“噛み方”のクセがリセットされた
長年のクセや筋肉の使い方が、矯正によってリセットされると…
舌の動かし方が変わる
咀嚼筋の使い方がぎこちなくなる
食べ物をうまくすりつぶせない
つまり、「歯が正しくなっても、身体がまだ慣れていない」状態になることも。
③ 食感や発音が微妙に変わることも
歯と歯の隙間感覚が変わる
舌の動きや当たる位置が変わる
微妙な「ズレ」を脳が認識して違和感を覚える
→ “食べづらい=治療失敗”ではないのでご安心を。
多くは慣れや咀嚼トレーニングで改善していきます。
🧑⚕️見た目と機能、両方が整ってこそ“いい矯正”

最近は「短期間で見た目だけ整える矯正」も多いですが、
噛み合わせや筋肉との連携まで考えた治療設計が本当に大事なんです✨
✅食べにくさへの対策は?
治療後すぐの違和感は一時的なことが多いです◎
3〜6ヶ月かけて、筋肉や舌が“新しい噛み方”に慣れていきます
食事しづらい方は「よく噛む」「片側ばかりで噛まない」「滑舌トレーニング」なども効果的です
👉 それでも改善しない場合は、かみ合わせの再評価(咬合調整)が必要なこともあります!
📚参考文献
Proffit WR, et al. Contemporary Orthodontics, 6th ed.
Horiuchi M et al. “Changes in masticatory function during orthodontic treatment.” J Oral Rehabil, 2015.
Uesugi A et al. “The effect of occlusal changes on chewing efficiency.” Angle Orthod, 2021.
📝まとめ
歯がキレイに並んでも、「食べにくさ」が出ることはあります
多くはかみ合わせや筋肉の慣れによる一時的なものです
気になるときは遠慮なく再チェック&調整を相談してくださいね😊
「今のかみ合わせ、これで正解?」と感じたらお気軽にどうぞ!









