
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
【矯正中に眠れない!?】 マウスピース矯正と“睡眠”の意外な関係とは?😴🛌
2025年04月22日
こんにちは!
マウスピース矯正を始めてみて、意外だったことのひとつ…それが「睡眠への影響」でした。
「日中の装着は慣れてきたけど、夜になると違和感があって寝づらい…」という声、実は少なくないんです。
今回は、マウスピース矯正と睡眠のリアルな関係、そして快適に寝るためのコツをお伝えします。
😣 睡眠中の“あるある”違和感
① 初期は「口の中に異物がある」感がすごい
マウスピースを装着して寝ることに、最初は誰でもちょっと戸惑います。
「しゃべらない時間だからラクなはず」と思いきや、違和感で眠りが浅くなる人も。
特に…
唇の乾燥
舌の置き場に迷う
つばが気になる
といった、“地味なストレス”が積み重なるんです😢
② そこで発覚する“無意識のクセ”たち
夜間の装着で初めてわかる人も多いのが、「歯ぎしり・食いしばり・舌癖」などのクセ。
朝起きたらマウスピースが割れそう
舌に跡がついてる
顎がだるい
こうした症状、実は睡眠中の無意識な力みが原因かも。
🦷矯正中は歯の位置が動いてるので、「脳が“ズレた感覚”を無意識に修正しようとする」ため、歯ぎしりが強くなるケースもあるそうです。
③ 口呼吸 → 鼻呼吸へのシフトが起きることも
マウスピースをつけて寝ると、口が開きにくくなるため、自然と「鼻呼吸」になる人も。
鼻呼吸は、
乾燥予防
免疫UP
睡眠の質向上
と、いいことだらけ!👀
「矯正きっかけで、人生初めてちゃんと鼻呼吸できるようになった」なんて声もあります。
🛏 快適に寝るための5つのちょい工夫
寝る30分前には装着して慣れておく
→ 違和感を和らげてから就寝するとスムーズ。リップクリーム&保湿ケアを忘れずに
→ 唇が乾くと眠りにくさ倍増。加湿器もおすすめ!マウスピースが痛いときは無理しない
→ 装着直後はきついことも。痛みがひどい場合は歯科へ相談。寝具の見直し(枕・姿勢)
→ 顎がだるい場合は高さの合わない枕が原因なことも。アロマやアイマスクなど“眠れる環境”を整える
→ 矯正のせいで寝づらいなら、眠りやすさは他で補う!
📌 まとめ:矯正中の睡眠は“身体のサイン”に気づくチャンス
「寝づらいな…」と思って調べてみたら、自分に歯ぎしりのクセがあると気づいたり、
マウスピースをきっかけに生活のリズムを整えるようになったり。
睡眠って、実は矯正と深くつながっているんですね。
焦らず、できる範囲で工夫しながら
「矯正と睡眠、どっちも味方につける」ことを目指していきましょう◎
🔖 参考文献
日本睡眠学会. (2020). 睡眠と口腔機能の関係. 日本睡眠学会. https://jssr.jp/
Invisalign Official. (n.d.). Tips for wearing Invisalign aligners at night. Align Technology, Inc. https://www.invisalign.com/tips-and-tricks
歯チャンネル88. (2021). 矯正中の歯ぎしりとマウスピースの関係. https://www.ha-channel.com/
気になる事があればご連絡ください!✨✨