
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
メンタルまで?! 💔歯科矯正でイライラ減少?!
2025年04月12日
🦷メンタルまで?! 歯科矯正でイライラ減少?!🦷💔
歯科矯正は、多くの人にとって重要な治療法であり、
見た目や機能の向上をもたらす一方で、メンタルヘルスにも影響を及ぼすことがあるのは周知の事実です。
矯正治療を受ける過程で、痛みや不快感、見た目の変化、
周囲からの視線に対する不安などが重なり、多くの人がイライラやストレスを感じることがあります。
以下に、歯科矯正がメンタルに与える影響と、それに対処する方法について考察します。
📍歯科矯正の痛みと不快感
歯科矯正は、歯を正しい位置に移動させる過程であり、これには一定の痛みや不快感が伴います。
特に、器具を取り付けた直後や定期的な調整後には痛みが生じることが多く、
これが原因でイライラを感じる人が少なくありません。
また、食事制限が必要となることもあり、
好きなものが食べられないことでストレスがたまることもあります。
→ 研究でも、矯正治療中の痛みはストレスや不快感と関連することが示されています。
(Abreu LG et al., 2017)
📍外見の変化と自己イメージ

歯科矯正中は、笑顔や口元に対する自意識が高まり、周囲の目が気になることが多いです。
特に、金属のワイヤーやブラケットが目立つ場合、他人からの視線や評価に敏感になることがあります。
→ 外見の変化が心理的ストレスや自己評価に影響を及ぼすことが示されています。
(Chen M et al., 2020)
📍社会的な影響
特に学生や若い世代の場合、友人や同級生からのからかい、無理解に悩むことがあります。
社会的なストレスは孤独感や不安の原因にもなり得ます。
→ 若年者の矯正治療において、社会的サポートが心理的適応に重要であると指摘されています。
(Zhang M et al., 2021)
【メンタルへの影響を軽減する方法】
サポートの活用
カウンセリングや心理療法
ポジティブな視点を持つ
自己ケアの実践
医師とのコミュニケーション
【結論】
歯科矯正は身体的な変化をもたらす治療であり、
それに伴ってメンタルへの影響も無視できませんが、
適切な対策を講じることで、イライラやストレスを和らげることが可能です。
最終的に自信を持てる笑顔を得られる治療であることを意識し、
自分自身の心と体を大切にしながら乗り越えていくことが大切です。
【参考文献】
Abreu LG, et al. “Pain, Discomfort, and Functional Impairments Reported by Patients Undergoing Orthodontic Treatment: A Systematic Review.” Angle Orthod. 2017;87(6):881-889. PubMed
Chen M, et al. “Impact of Orthodontic Treatment on Quality of Life: A Longitudinal Study.” BMC Oral Health. 2020;20(1):1-9. PubMed
Zhang M, et al. “Psychological Impact of Orthodontic Treatment on Adolescents: A Systematic Review.” Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2021;159(4):484-492. PubMed
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