
- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
矯正と発音の関係🗣️~歯並びが声に与える影響とは?~
2025年09月19日
矯正治療を始めた患者さんからよく聞かれる声のひとつが…
「サ行が言いにくい😅」
「英語の発音がしづらい💬」
実は、歯並びと発音には深い関係があります。歯や舌の位置がほんの数ミリ違うだけで、息の通り道が変化し、言葉の聞こえ方が大きく変わるんです。
歯並びと発音の基本的な関係🔍
発音は「息の流れ」+「舌・唇・歯の動き」で成り立ちます。
サ行・タ行👅
舌先を上の前歯や歯ぐきに当てて息を出す音。
出っ歯やすきっ歯があると、空気がもれて「スーッ」と抜けやすい。英語の“th”音🇺🇸
舌を上下の前歯の間に軽く出して発音。
開咬(前歯がかみ合わない状態)や出っ歯だと舌の位置が安定せず、不自然になりやすい。“f”“v”音🎤
上の前歯と下唇を使う音。
前歯の位置がずれていると、摩擦音が正確に出にくい。
👉 歯並びが整っていないと「空気の通り道」が乱れて、特定の音が不明瞭になりやすいんです。
矯正治療による発音の改善✨
矯正で歯並びや咬み合わせを整えると、息の流れが自然になり、発音がクリアに!🔊
改善が期待できるケースは…
✅ すきっ歯による「息もれ音」💨
✅ 出っ歯による「舌の位置の不安定さ」😮💨
✅ 開咬による「摩擦音の不自然さ」🌀
矯正後は舌の置き場が安定し、音がはっきり聞き取りやすくなります。
アナウンサーや英語をよく使う方にとっては大きなメリットですね👏
装置による一時的な発音の変化🦷
もちろん治療中は装置によって発音が変わることも。
マウスピース矯正(インビザラインなど)🪄
厚みで舌の動きが制限され、サ行・タ行が言いにくいことあり。
👉 数日~数週間で慣れるのが一般的。

ブラケット矯正(ワイヤー矯正)🎯
装置が舌や唇に当たり、摩擦音が変わることも。
👉 装置をつけた直後に多いが、時間とともに適応していきます。
これは「一時的な変化」であり、最終的には改善へ向かうプロセスです💪

発音をスムーズにする工夫💡
もし発音が気になるなら、こんな練習がおすすめ👇
📖 ゆっくり丁寧に話す
👄 サ行・タ行を意識して繰り返す
🪞 鏡を見ながら“th”“f”を練習
🎙️ 音読や読み聞かせを毎日少しずつ
装置に慣れるまでは「発音リハビリ期間」だと思って取り組むと、気持ちがラクになります😊
まとめ🌈
矯正治療と発音はとっても密接な関係があります。
治療中に発音が不明瞭になるのは自然なこと🌀
歯並びや舌の位置が整うと、最終的にはクリアで美しい発音へ✨
- 見た目だけでなく、コミュニケーションの質向上にもつながる🎤
矯正は笑顔を整えるだけじゃなく、声の印象もアップさせる治療なんです💎
カウンセリング予約はLINEから✨
📚 参考文献
Runte C, Lawerino M, Dirksen D, Bollmann F, Lamprecht-Dinnesen A, Seifert E. The influence of maxillary central incisor position in complete dentures on /s/ sound production. J Prosthet Dent. 2001;85(5):485-495.
Vallino LD, Tompson B. Perceptual characteristics of consonant errors associated with malocclusion. J Oral Maxillofac Surg. 1993;51(8):850-856.
Hu Y, Zhang Y, Han B, Liu H. Speech changes after orthodontic treatment with clear aligners and fixed appliances: A prospective study. Angle Orthod. 2021;91(1):36-43.









